| 佐藤正栄堂 「時計/宝石物語」シリーズ | Number 39 |
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3月の誕生石 〜 アクアマリン 〜 ラテン語のアクア(水)とマリン(海)から名付けられたこの宝石。 美しい海の色をしていることに由来しています。 透明度の高いこの石は、清廉な心の象徴、また清廉な心は不老にもつながるため、 長寿のシンボルとして、近年人気の高い石の一つになっています。 鉱物的には「エメラルド」と同じ物質なのですが、 海水青色のものをアクアマリン、緑色のものをエメラルドと呼び分けています。 同じ石なのにエメラルドに比べ、かなり大きなものも産出され、 内包物が少ないのが特徴です。 昔、夜の観劇会やパーティがロウソクやガス灯の下で繰り広げられていた頃、 このアクアマリンは夜の光の中で、水を得た魚のごとくキラキラ輝いたので、 「宝石の夜の女王」の名を持ち、パーティ好きな貴婦人たちに愛されました。 夜になると人工照明の下で一段と輝き、その魅力を発揮する性質は 意外に知られていません。 地中海の海に似ていることもあって、特にヨーロッパで珍重されています。 中でもイギリス人は圧倒的にこの石を好むと言われています。 日本では「藍玉(らんだま)」と言います。 その透明感と海水のイメージが、人間の精神的な深い海を連想させ、 深いところに巣作る悪魔を退治する石、ひいては未来を予測する石として 多くの人々に信じられてきました。 この石は同族のエメラルド同様、水に浸してその水で目を洗うと視力が強まり、 眼病のある人は治る、という伝説や呪いが不思議なほど多くあります。 夜になっても清廉な輝きを失うことのないアクアマリンの 石の精神「ストーン・スピリッツ」は、人生の暗闇に落ち込んだとき、 きっと何か新しい希望の輝きを教えてくれるはず。 航海・海難防止の守護石・・・船員の守護石なのです。 また、「集中力を高める石」ともされています。 そんな「アクアマリン」の外観はこちらからご覧いただけます。 |