〜ある少年が話してくれた物語〜
おじいちゃんの家にあった柱時計。
ずいぶん古くって、初めはおばけが入っていそうな感じがして
恐かったんだけど、おじいちゃんが時計を磨きながらいろんな
話をしてくれて、僕はだんだんこの時計が好きになった。
でも、ある時、時計が動かなくなっちゃった。
家で弟とキャッチボールして遊んでたら、手が滑っちゃって、
時計にぶつかっちゃったんだ。
(どうしよう?なおるかなぁ?おじいちゃん悲しむだろうなぁ)と、
悲しくなって、おとうさんに相談したら、
「佐藤正栄堂なら直してくれるかもな」って返事だったから、
急いで持って来たんだ。
僕は直るかどうか半信半疑だったんだけど・・・。
しばらくして、直った知らせが来た時はうれしくて小躍りしたよ。
もう、ボールをぶつけたりしないぞ。
おじいちゃんと一緒に大事にするからね。
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