| |
| Q. | 老視のおこる年齢はどれくらいですか? |
| A. | 目の調節力は、年とともに衰えてくるのが普通ですが、そのために本を目から40cmも離して見るようになった場合、これを老視といいます。一般にはこの老視症状の現れるのは45〜46歳ごろといわれています。
|
| |
| Q. | 老視の兆候と老視の度はどのような関係があるのですか?
|
| A. | 45歳を過ぎた頃から長時間作業をしたりすると、近くのものがかすんで見えたり、目が疲れたりあるいは頭痛がしたりしてきます。
これを老視といい、メガネが必要になります。
老視の度合いは年齢とともに増しますが60歳ごろになるともう一定しています。それまでは年に1回くらいずつは視力測定をしてもらい、もし、メガネが不適当になっていれば交換しなければなりません。
一般的に60歳以後は老視の度はあまりすすまないようです。
|
| |
| Q. |
遠視のある目は早く老視が始まるものなのでしょうか? |
| A. | 遠視の人が老視になると遠くを見る時はそれまで用いていたのとだいたい同じ度合いの凸レンズのメガネをかけ、近くを見る時はそのメガネの度合いに正視眼の人がその年代の老視になった時に用いる凸レンズの度合いに相当するものを加えたものを用いればよいことになります。
遠視の人はすでに40歳代のはじめから、近くの仕事に困難を感じることが多く、その原因は遠視であると考えられますが、ちょうどその頃から老視も始まってくるのであたかも老視が早く起こってきたように考えられがちです。しかし、30代から充分に矯正した凸レンズのメガネを用いていれば老視はさほど早く始まらないでしょう。
|
| |
| Q. | 老眼鏡をかけ始めると老眼が余計に強くなるものですか? |
| A. | 老眼鏡をかけ始めると、老眼の度合いが急にすすんだのではないかと疑う人がいますが、それは見かけだけのことです。60歳になればみな同じところに行きついてしまいますから、不便して老眼鏡を使わないでいるだけ苦しい思いをして損だということになりましょう。
|
| |
| Q. | 近視のある目に老視が起こったら近視はなおるものですか? |
| A. | 同じ年齢の人の目は、各人多少の相違はありますがほぼ同じくらいの調節力をもっています。したがって、近視の場合、遠くは見にくくてもそのかわり近くを見るとき調節力は少なくてすみます。だから、近視の人が老視になると近くを見ようとする場合は近視レンズの度合いを下げればよいということになります。ある場合には近くは眼鏡をはずすとちょうどよいということもありうるでしょう。しかし、遠くを見るときには相変わらず凹レンズで矯正する必要がありますので、近視が治ったわけではありません。
|